市民テ会員の一年

 市民テ会員の一年は「初打ち」から始まります。常時使っている東村山市営久米川コート(以下久米川コート)に集まり、今年初めてのテニスをします。
皆が集まったら全員写真を撮り、2月号のガット(市民テが毎月発行している機関誌)に掲載します。
ガットは既に550号以上になります。

     
                    初打ち後の全体写真

 1月は総会の時期です。1年に一回この時期に市民テの今年の活動方針を決める総会を行います。

     総会はスポーツセンターで行います。
         
 また1月はスクールの始まる時期でもあります。スクールは初心者や初級者が対象で一年を三期に分けて行います。
会員の中のボランティアがテニスの技術、マナーを指導するジュニアを含めたスクールを行い、会員ならば誰でも参加できます。

                    
                  スクール前の準備運動


 市民テニス協議会は4つのクラブが集まって運営しており、各々のクラブの新年会や総会も開いています。
テニスクラブですからテニスをするのが当たり前ですが、何かというと飲み会を計画するのが当たり前になっています。
このクラブの創始者である柳利夫さんが無類の酒好きであったためできた伝統だと考えている人もいます。

 何かと行事の多い1月に比べ2月、3月は来るべき大会に向けての練習に励む時期です。
久米川コートでの練習が主たるものですが、早朝やナイターの練習は東村山市営恩多コート(以下恩多コート)を使って行っています。



 また4月は春の市民大会の季節でもあります。市民テの会員はたくさん参加して、各クラスで優秀な成績をおさめています

                  
                       ベテランダブルスの優勝者

 5月には市民大会の団体戦があり、ここでも各クラブが複数のチームを出してがんばっています。終わると当然反省会と称する飲み会があります。

 梅雨の季節になるとクレーコート中心のクラブ練習はできないことが多く、久米川コートのオムニ化を望むこと大です。

 夏! 7月、8月は合宿の季節です。各クラブ単位で避暑地でのコートを確保して合宿を行います。
子供からかなりの年の人まで、目一杯テニスを楽しみます。ここでも夜の趣向を凝らした懇親会で一気に盛り上がります。
この合宿を通じて技術が飛躍的に伸びる人が出てきます。
    
              諏訪クラブの合宿

 9月になると秋の市民大会で盛り上がります。ここでも市民テの会員は大活躍です。
選手ばかりでなく運営面でもたくさんの会員が参加しており、東村山のテニスは市民テ抜きには語れないほどです。
秋の大会はシングルスがあるため、合宿で技術向上を成し遂げた人がよい成績をおさめます。

  秋の大会は10月の中旬まで(雨が降ると10月いっぱいまで)続きます。
それが終わるとスクールも三期目に入り、最後の仕上げとなります。
 東村山市に在住・在勤・在学する人ならば誰でも入会することができます。
この月の定例運営委員会で市民テの内容についての説明を受け賛同した場合に会費を納めて新会員となります。(練習は次の月初めから)



         新入会員説明会

 12月は忘年会の季節です。各クラブでも行いますが、協議会としてもインドアでのテニスの後の宴や、ボウリング大会などを含めて盛大に行います。

   
           忘年会での会長あいさつ

 これで会員の一年間は終わりになります。

会員の仕事


 (コート取り)
 市民テには会費を納める義務がありますが、もう一つ重要な義務としてコートの確保に参加することがあります。
 練習に使っているコートは東村山市営のコートなので、そ決められた手順に従ってコートを確保する必要があります。
 会員の中から選ばれたコート取りの担当者の指示に従って、もれなく参加しなければなりません。

 (運営委員会)
 150人近い会員を擁する市民テの運営は会員の中から選ばれた運営委員を中心に行われています。
 運営委員は日常の仕事の傍らボランティアでこの運営に携わっています。
 積極的に運営に参加することが求められています。